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AIがオリンピック会場に観客の声を届ける仕組み

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無観客開催となった東京オリンピック。

 

これだけ技術が進歩しているのだから、応援の声だけでも届けることはできるのではないか?と考えていましたが、すでにこのような仕組みが立ち上がっています。

 ↓

「TOKYO 2020 Share The Passion」公式ページ

https://olympics.com/tokyo-2020/ja/games/event-stp/

 

この仕組みは、動画やメッセージのデータを送ると、会場のディスプレイでそのデータが再生されるというものです。

 

再生される映像や音声は、AIが自動的に

 

・送られたデータの中に不適切なものが無いかを判別し、

・編集したもの

 

だそうです。

 

同じことを人の手でやることを考えると、気が遠くなるような作業ですから、これはまさに技術の進歩が可能にした仕組みだと言えると思います。

 

素晴らしい試みですよね。

 

AIと言えば・・・

 

最近、駐車券もロック板も無い駐車場があるのをご存じでしょうか?

 

駐車券・ロック板無しで、どうやって入出庫を管理しているかというと、車のナンバーです。

 

入庫時に車の前面が撮影されていて、出庫時に「この車で間違いありませんか?」という画面が表示され「はい」を押すと料金が提示されるというもの。

 

ですから、ゲート周りは非常にシンプルです。

 

上の方にナンバー撮影用のカメラがあって、出口の方だけに支払い用の機械が置いてある・・・

 

入るときは車体を撮影するだけですから、運転手からすると入り口側のバーが、何もしていないのに、勝手にスーッと開く・・・みたいな感じなんですよ。

 

「これ、入っていいのかな・・・?」と、少し戸惑いました。

(1度しか見たことが無いので間違っていたらごめんなさい。。)



調べたところ、大手ディーラーもこの仕組みを採用していて、お得意さんが来たときに、すぐに分かるようなシステムが組まれているのだそうです。

 

当然、その来店履歴はデータとして残りますから、誰がどの程度の頻度で来店しているかといった情報も管理しやすくなります。

 

このデータが全国の駐車場(店舗の駐車場含む)で連携し出すと、もう何がどうなるのか予想もつきません。。

 

パッと思いつく限りでは、顧客の導線分析とか、全国の駐車場の空き状況が分かるようになるサービスとか?

 

過去の利用状況から空きやすい時間帯まで出してくれるとか。。

 

犯罪抑止、捜査効率の向上といったところにも役立つでしょう。



このように、今回、少し調べただけでも、AIを効果的に使うことで、人の代わり以上の効果が得られることが分かりました。

 

オリンピック会場に声を届ける仕組みは、どのような作業を自動化しているのか?と、見ていくと、すでに到来しているAI時代に役立つヒントもあるでしょうから、宜しければチェックしてみて下さいね。